「え、土日ヒマなの?」

「あぁ。」

「久々だねー、カイがお休みの日にまともに休めるなんて。ゆっくり休まなきゃねっ。」

「・・・旅行。」

「ん?」

「旅行、土日で行かないか?・・・お前が、いいならの話だけどな。嫌ならいい。」

「い、行くッ!!え、い、いいの??」

「いいも何も・・オレから誘ってるんだからダメなわけないだろう。(てゆーか、そのために休み取ったんだ。)」

「わ、すっごい嬉しいッ!!楽しみッ。」


























そんなワケで、カイと小旅行中。

1泊2日だけど、カイとずっと一緒にいられるの、スゴイ嬉しい。

だって、カイ、お仕事忙しそうだったから。

お父さんの代わりで今やってるんだって。

だから、こうやって休みがあるの、最近なかったから嬉しいなぁ。













「わー・・・スゴイー・・。」

「気に入ったか?」

「う、うんっ、すごいキレイな場所だねっ。ここもカイの家の??」

「あぁ。」

「(ボンボンだなぁー・・。)」










2時間ほど電車に乗り、着いた先は火渡家の別荘と呼ぶのか、旅館と呼ぶのか。

取りあえず目的地に到着した。









「誰かいないの??」

「・・飯とか、作るヤツはいる。後はもう今日は貸切状態だ。安心しろ、夜になったらそいつらは帰るから二人きりになれるからな・・?」



そう言いながらニヤリと口の端をあげて笑うカイに思わず赤面する

カイがそんな顔をするときは決まってろくでもない事ばかり考えているからだ。(言葉だけ取ってもそうですけどね、火渡君)



「とっ、取り合えず、あの、荷物置いて外、散策したいよ、カイッ。」

「あぁ、分かった。」



カイの言葉を取り合えず流すと、旅館の外を散策したり、買い物をしたりと十分にカイと二人で満喫した。

カイとの久々の二人きりの時間が相当嬉しかったのか、の顔はものすごく嬉しそうで。

そんなの顔を見ると、カイも嬉しそうに、愛しそうに、との時間を楽しんでいた。












「なんか付きあわせてばっかでゴメンねー;;カイも寄りたい所とか、あったら言ってね??ちゃんと寄るから。」

「いや、オレはいい。今日はお前だけのために時間を使うために来たんだからな・・。」

「えっ、う、あ、あ、ありがと・・//」

「(・・・照れてるな・・)それより・・もういいのか?」

「うんっ、もう満喫したっ。」

「じゃあ戻るか・・。」

「ハーイ。」









一通り散策し終わり旅館に戻る二人。

何時の間にか日も暮れていて綺麗なオレンジがかった夕焼け空が窓から光を漏らしていた。

部屋に戻ったカイとはそれぞれ温泉につかり、夕食を済ませるとまた楽しそうに話をしながら楽しんでいた。






















「・・もうこんな時間か。」

「わ、ホントだ。カイ、眠い??」

「いや。全然。」

「そっか、私もね、眠くないの。カイと、こーやって夜二人でお話するの久々で、嬉しいんだもん。」

「・・悪いな。」

「ん?」

「いつも一緒にいてやれなくて。」

「別に、全然気にしてないよ?それに、こうやってたまに自分の空いてる時間を裂いてくれるじゃない。」

「でもたまにしか、二人の時間をやれてない。」

「そんな事、気にしてたの?」

「そんな事じゃないだろう・・。」

「正直ね、やっぱり、いっつも一緒にいれたらいいな、とは思うけど。」

「やっぱり・・」

「だけどね、そのぶん、カイが私を想ってくれてるって事が分かると、スゴクスゴク、嬉しいから、いいの。」





そう言うと隣に座っていたカイにギュっと腕を回しカイの胸に顔を埋めた。

カイはそんなを愛しそうに頭を撫でフっと微笑んだ。








「・・・あぁ、今日は会えなかったぶんだけ、思い切り愛してやる。」

「あはは、お願い、します。」
















会えないぶんだけ


一緒にいれないぶんだけ


それ以上に


愛してあげる







これからもずっと















*****

いつもながらに駄文でヘドが出るぜコノヤロー。笑
あ、これ、裏Verも書きます。えへへ。
いつも一緒にいられる時間が少なそうなカイさんの不器用なお返しが書きたかったダケ。