「小さい頃さー、サンタさん見ようと思って夜中まで起きてようと思ってね、」

「寝たんだろ、どうせ。」

「よくお分かりで。」

「お前のことだからな。」

「カイは?カイはさー、サンタさんとかになにお願いした?」

「忘れたな、そんな昔のこと。」

「やっぱりベイブレード?」

「かもな。」

「昔から好きだったんだね。」

「あぁ。」

「だからあんなに強いんだね。」

「・・まだまだだ。」

「そんなことないもん。カイは強いもん。カイがバトルしてるときなんて最高にカッコイイもの。」

「最高の褒め言葉だな。」

「それはよかった。」

「お前から言われて価値があるもんだがな。」

「他の人に言われても嬉しくないの?」

「あぁ。お前が見てるだけでいい。」

「あら、それは私にとって最高の褒め言葉だ。」

「そうか。」

「それにしてもさー、カイも昔はさぞ可愛らしい子だったんだろうねぇ。いいねぇ。」

「それはどうだか。」

「カイの小さいトキ見てみたいなぁ。」

「絶対に見せん。」

「なんで。」

「別に。」

「いいじゃんよぅ、減るモノじゃあるまいし。」

「そういう問題じゃない。それとも今のオレじゃ不満か?」

「そういう問題じゃないんですぅ。それに今のカイだから好きなんですぅ。」

「・・ふっ・・言うようになったな。」

「なりましたね。」

「じゃあ今年は最高のクリスマスプレゼントをやろうか。」

「なぁに?」

「ずっと、一緒にいる、というのはどうだ?」

「・・・・それって、クリスマス限定??」

「お前が望むのなら無期限で。」

「じゃあ、最高のプレゼントだね。」

「最も・・・嫌だと言ってもくれてやるつもりだったがな。」

「ふふ、じゃあカイにとってもプレゼントじゃない。」

「そうだな。」





軽くキスを交わして抱き合って

最高のクリスマスじゃない。