「ねぇ、沖田さん。」

「なんですかぃ?」

「仕事は?」

「そんなものとっくの昔に忘れて置いてきやした。」

「本当に税金ドロボーじゃないですかそれじゃ。」

「万屋の旦那みたいなこと言いますねぃ。」

「銀ちゃんですか?」

「え?・・あぁ、そうでさぁ。」

「銀ちゃんはねー、お金にうるさいからですからねー。」

「旦那と仲いいんですかぃ?」

「はい、万屋さんの皆とは仲良くさせてもらってるんです。」











なんか、ムカついた











「万屋よりも真撰組のほうが頼りになりまさぁ。どうですかぃ?」

「あはは、そういえば真撰組の方とも仲良くさせてもらってますよ。」

「え?誰ですかぃ?」

「山崎さんです。いつも一緒にバドミントンやってるんです。」

「(山崎後で覚えてろィ)」

「前に公園で一人ミントンしてる山崎さんを見て面白いなぁ、と思って。」

「ふぅん。そうですかぃ。」

「沖田さんも、万屋の神楽ちゃんと仲良しですよね?」

「何言ってるんでさぁ、あんな怪力チャイナゴリ女。」

「でもよく絡んでるのを見ますけど。」

「あんたの目は節穴ですかぃ?あれの何処が仲良しですかぃ。」

「違うんですか。」

「違いまさぁ。」

「・・・・。」

「・・・・。」

「沖田さん、仕事戻らなくていいんですか?」

「戻って欲しいんですかぃ?」

「え?いえ、別にそういうわけではなく。土方さんに怒られてしまうんじゃないかと思って。」

「土方さんとも仲がいいんですかぃ?」

「仲がいいだなんてそんな大層なものではないんですけど、私のバイト先によく食べに来てくださるんですよ。」

「(そんなこと一言も言ってなかったじゃねぇか土方コノヤロー。マジで死んでくれよー。)」

「沖田さん?」

「あのですねぃ。」

「はい。」

「なんか、ムカついたんで、ちょっといいですかぃ?」

「え?私なにか」











そう言うが否か、私の口は沖田さんが塞いでた






キスで











「ん・・んんっ?!」

「・・・・あんまりオレ以外の名前出すと、こうやって仕置きしますからねぃ。」

「・・・・それ、あんまりお仕置きになってないです。」

「・・・・・どういう意味ですかぃ、それ。」

「・・・・・そういう意味です。」

「言ってくれないと分かりませんねぃ。オレァ馬鹿なんで分かりませんぜぃ。」

「・・・意地悪ですね。」

「それがなにか?」

「沖田さん。」

「なんですかぃ?」















私、沖田さんが好きです

















「ずっととその言葉が聞きたかったんでさぁ。・・・・オレも、ずっと好きでしたよ。」











ひと夏の恋を期待して良かった